結末
君が僕を包んでくれるなら
僕が君を満たしてあげる
僕の全てをあげるから
君のその手に握られた
鉛で僕に応えてよ
僕の指が君を絡めとる
君の手が僕を放さない
君にかけられた戒めを
僕の唇でほどいてあげる
僕にかけられた戒めは
君の鉛が解くでしょ?
僕の鉛は手の中で
行き場を無くし彷徨ってる
君が行き場となるのなら
僕はこの手から煙をあげよう
そしたら君は真っ赤に染まり
つぶやき 倒れる 「さよなら」と